2024.10.25
web制作独学にあたり、
第一回は、私がwebエンジニアになるにあたって、何が必要なのかというお話をさせていただければと思います。
僕がwebエンジニアに独学でなれたのはこういう要素が少なからずあったからだと思っています。
これからwebエンジニアになろうかなとしている人のヒントにあればと思います。
また、この内容はあくまでも独学だけで3年webエンジニアをした、私自身の見解です。
確実なのは、専門の学校に行くことだと思っています。
でも、学校に行くにはお金も時間も投資しないといけない。
この記事を見てくれている方は、こんな思いが少しでもあるから、今この文章を読んでいるのではないかと。
きちんと専門学校に行き、きちんとした制作会社に入って知識や技術を吸収してきた方とは違う部分も多々あるかと思いますが、その人はその人、私は私だと思っています。
実際ここまで、独学でやってきて独立まで至っているのが現実です。
そういう前認識を持っていただいて、この内容を読んでいただければと思います。
注釈:私は文章だととても冷たいと言われます。が、実際はすごくポップな性格なのでご容赦ください。(ギャップがすごいとよく言われます笑)
では…
【こんな方におすすめ】
・そもそもエンジニアという選択でいいのか
・これからの仕事の選択肢でエンジニアを考えている
【エンジニアの独学は本当に大変】
いきなり厳しいことから入ります。
webのエンジニアになるのは本当に大変!!
よく、広告で「副業でwebエンジニアに!」みたいなのありますよね?
とんでもない。現実はあんな軽々しいものではない。
生半可な気持ちで「副業で片手間でやってみようかな」「web制作稼げそう」なんて思っている方は、ここで諦めて、他の方法を探しましょう。
大丈夫、エンジニアはあくまで一つの手段でしかない。必ずあなたにあった別の手段があります。
さらば…
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さて、読み進めていただいたあなたは、第一関門突破です。
おめでとうございます。
あの文章だけで、心が揺らいでしまうようでは、本当にこっちの世界には来ないほうがいいです。
ここまで読み進めていただいたあなたに、何故大変かを僕の経験から伝えます。
①何が分からないのかが分からない
まずここで、多くの人が挫折します。
独学での1番の壁は、教えてくれる人がサイト情報、もしくはSiriです。(今だとchat GPT)
専門学校では、その道でプロとして仕事をしてきた方が、
ロードマップに沿って、分かりやすく教えてくれるでしょう。
それを聞いていれば、なんとかweb制作者にはなれると思います。(プロになれるかは分からないですが…)
サブスクのwebクリエイター養成のもの加入するのも一つです。
こちらは月あたりの金額を抑えて学べるので、使うのはかなり有効でしょう。
ただ僕自身、複数のサブスクを試してみましたが、基礎は学べるけど実際に使うとなるとさっぱり、、
というのが現実でした。
サブスクは料理でいう材料や調理方法を教えてくれる場所。
そのあらゆる食材や調理方法をどう組み合わせて料理していくは自分次第といった感じです。
独学では、一から全て自分で情報収集することになります。
そもそも何が必要なのか、何を勉強して、どこを繋げられて、何が出来上がるのか。
コーディングをかじったことがある人は別で、もしあなたが全くの異業種で、これまでそういったIT知識を入れていなかった場合、独学でいきなり会うのは、リンチです。
それも知らない奴にボッコボコにされます。(親父にも殴られたことないのに…)
それでも頑張って頑張って、頑張っても、出来ないことが出て来た時。
「今、自分には何が足りてないんだろう」「何でこれ出来ないんだろう、何がわかってないんだろう」
ここに頻繁にぶち当たります。(私はこれが今となっては快感です)
ここで必要なのは、「探究心」と「理解・整理力」だと思っています。
僕は、底なしの探究心が運よくあったので、あまり苦と感じることはありませんでした。
「理解・整理力」は、web制作に関する知識は、全く異業種から入った人は、知らない単語が襲いかかってきます。それを一つ一つ理解する能力。その単発の知識と単発の知識を繋げていく能力はすごく大切だなと感じました。(ここは英語の勉強に似ていると思います)
また、これがあったら強いのは、「行動力」
これまでの経験上、一番賢いやり方が、メンターもしくは、SNSなどで積極的に同業者に聞くことです。これが一番正確で、なんなら最短ルートも併せて教えてくれることもあります。
教えてくれる人が近くにいると本当に心強いです。
②web制作ができるまで時間がかかる
あなたは、いろんなwebサイトをこれまで見て来たことがあると思いますが、
全く同じ構造のサイトは滅多にないかと思います。
縦並びの時もあれば、横並び、左右反転して配置していたり、アニメーションで急に出てきたり…
web制作では、多くの知識(言語)の掛け算で出来ています。
一つを出来るようになったからといって、webサイトが出来るわけではありません。
ここでは圧倒的な「根気」という根性論がいります。
最初に言った「副業でwebエンジニアに!」が嫌いな理由はここです。
あれは私は詐欺だと思っています。(皆さんは何も悪くない)
せめて「注釈:多くの困難が立ちはだかります。」とか書いてくれていたら、別ですが。
なんせ、web制作を仕事として行えるようになるには、人によって違えど、時間がかかるものということ。
すぐに副業として成り立つものではないということです。(web制作に限らずなんですけどね)
【まとめ】
今回の話は、多くのwebエンジニア検討者に、少しでもweb制作独学の現実を知ってもらい、人生の大切な時間を使うに値するか考えてもらうための内容でした。
文字を打ちながら、「あ〜、批判出て来そう」とか思っていましたが、僕の頭からスッと出てきたのを、そのまま伝えるほうがリアルな想いを伝えれるかなと思ったので、どうか批判は心の中にとどめといていただけると。
・独学をするには「探究心」「理解・整理力」「根気」が必要
・メンターを作る、web制作者の方と繋がり、情報を聞く「行動力」
・メンターがいると、困った時に助けてもらいやすい
これを読んで、それでもこっちの世界を考えている方へ。
あれだけ、なんやかんや言いましたが、web制作は本当に楽しいです。
お客様に寄り添い、お客様の目的を一緒に達成するために試行錯誤する。
好きな人にはたまらない時間です。
今回お話ししたのは、あくまで「独学でweb制作が行えるようになるまで」の話。
私の性格上、
・新しい情報を得るのが好き
・情報の公式を見つけるのが好き
これらがたまたまあったので、独学も苦しかったけど楽しかった。
やるなら大歓迎!
こちらの世界でお会いできるのを楽しみに今日もコードをちゃっちゃかちゃっちゃかしています。
次回はもう少し、web制作を検討している方向けの情報発信出来ればと思います。